革新的な医療を創り出す集積地
皆さんこんにちは。神戸市保健福祉局長の三木でございます。この神戸大好きあすのKOBEを創る会は今回で150回目でございますが、私が係長か課長になったあたりから冊子も拝見しておりまして、こういう所に自分自身が出ることに少々緊張しています。ちょうど昨日認知症「神戸モデル」に協力していただける医療機関が決まりまして、発表しました。皆さん方のお手元に広報紙KOBE2月号がそろそろ届くころです。その中に折り込みが入っていますので是非ご覧いただきたいと思います。全市で326の医療機関で認知症の検査をしていただけるようになりました。
きょうは認知症の問題などを中心にお話しします。私自身は医者ではありませんが、少し自己紹介をさせていただきますと、昭和57年、神戸ポートアイランド博覧会があった翌年、市役所に入りました。この3月で60歳になりますので役人としては最後です。私が入りました時は長田の丸山のコミュニティセンターの担当でして月に3〜4回はコミュニティセンターに行っておりました。平成3年から民生局という福祉部局の係長をさせていただきました。その時に阪神・淡路大震災を迎えました。民生局は災害救助も担当しており、避難所の開設も当時は民政局がやりました。私は垂水区で家は大丈夫だったのですが、垂水方面から国道2号線で三宮に来るときに、焼けた家も倒れた家もあって、その中を市役所まで行ったのを覚えています。それから1週間くらいは本当に不眠不休で仕事をしたのですが、避難所に食料を送らないといけないのでその確保にあちこち電話しておりました。そして2日目でしたでしょうか、夜中に長田区まで見に来たことを覚えています。その後課長になり神戸医療産業都市を担当しました。
|